愛知学院大学歯学部同窓会愛知県支部
令和3・4年度支部長就任のご挨拶

 

愛知学院大学歯学部同窓会愛知県支部支部長 椙村 豊彦(16回生)

 

 本年4月の代議員会後より、16年の長きにわたり愛知県支部のためにご尽力していただきました阪上隆則先生より支部長を引き継がせていただきました、昭和区班16回生の椙村豊彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。愛知県支部の会員の先生方におかれましては、日頃より愛知県支部活動に対しまして多大なるご理解とご協力をいただいておりますこと厚くお礼申し上げます。

 さて、先生方におかれましては、一昨年末に発生した新型コロナウィルス感染症に対応しながらの診療、歯科医師会活動、ご家族、スタッフの健康管理等にご苦労されておられることと拝察いたします。愛知県支部におきましても、ほとんどの事業が延期または中止となる中、4月末の代議員会(書面による決議)で、本年度の事業計画、予算案につきましてご承認をいただいたところであります。しかしながら、一向に終息の兆しが見えない中、本年度も事業が計画通り執行できるかどうかは予断を許さない状況となっています。とは申しましても、昨年度も先生方から貴重な浄財であります会費をいただいておりますので、何とかそれに見合うような愛知県支部事業の開催方法を模索しながらの1年になろうかと思われます。この巻頭言を執筆しております6月初旬には、医療従事者向けのワクチン優先接種もかなり進み、愛知県行政から県歯への集団接種会場での協力要請をうけて、筋肉内注射のためのE-learningおよび実技研修を受講された方も多くおられることと思います。愛知県支部でも、県歯からの要請により、会員に積極的に研修を受けていただくようにお願いすることを6月の役員会にて議決させていただきました。多くの国民に対してワクチン接種が行きわたり、早く日常が戻ってくることを願ってやみません。しかし一方ではWEB会議やWEB上での講習会の普及等も進み、事業に参加される会員、役員の利便性等勘案すると、新型コロナウィルス感染症が終息した後もこのような方法を継続していくことが望まれることが予想されます。現在、愛知県支部のWEB環境等は、大学や同窓会本部に間借りしたような状態で運営されており、自由度にかける場面に遭遇することがあり、愛知県支部独自のインフラ整備構築の必要性を感じています。コロナ禍の現状を好機と捉え、新役員も迎えた今期中にまずは、根本の部分の改革を試みる予定でおります。また、情報伝達の迅速性と正確性を向上させるために、安全で、信頼のおけるSNS等の利用を試みてまいります。それに先駆け、まずは各班でのSNSのグループの構築をしていただくこととなりますので、ご協力の程お願い申し上げます。また、昨今Sustainableと言った語句をよく耳にしますが同窓会組織にもこの考え方は当てはまるものとの考えております。将来にわたって維持可能で、その時代に耐えうる組織構築をしていかなければなりません。人とのつながりが減少し組織への帰属意識が希薄になりがちな世情ではありますが、会員の先生方にとりまして魅力的な組織でありますよう役員一同努力してまいりますので、今期2年間愛知県支部会員の先生方のご協力をお願いいたしまして巻頭言とさせていただきます。